京都戦国地図本

京都に行くと庶民に行ったりで、ここには食べ物の話しか出てこないけど、メインは寺社巡り。まだ全部は行ってないけれど、1日バスカードの範囲内の主要な所はほぼ行った。

拝観料と共に渡されるガイドをよく読めばいいのだろうけれど、その辺が結構雑だったりして、有名なお寺だ神社だ、建物立派だ、すごい装飾だ、庭園すごく綺麗、といった軽い感想が多かった。。

最近、会社の先輩が貸してくれたこの本がまあ面白い。おそらく観光用なんだろうけれど、本屋に並ぶガイドブックコーナーの本よりも数倍もいい。巻末に付いている年表がすごく細かく記載されているから、これを読んでいるだけで人物像やら背景やら歴史に引き込まれる。お寺も神社も供養のため、祈願のため、いろんな深い意味があって建てられているんだなぁ。

歴女ではないけれど、この4人の名言もまた今更ながら興味深い。

織田信長「是非に及ばず」

明智光秀「時は今　あめが下しる　五月かな」

豊臣秀吉「よき夢を見するがな」

徳川家康「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくが如し。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。」

同じ日本の人とは思えない。つまらないものに関わっている場合じゃないな。